ピアノでも同じように、ただ全体を弾くだけでなく、難しいところや大事なところを何度も繰り返し練習すること、つまり 部分練習 が必要です。
そういう部分練習をしない人は、いつまでたっても同じところを同じように間違えて、上手に弾けるように、ならなくなってしまいます。
■ どこを部分練習すべきか
さて、具体的には部分練習すべきところはどこになるでしょうか。
それは、当たり前ですが、 よく間違えるところやうまく弾けなところ です。
弾いていてうまくいかないところや、必ず間違えるところを練習します。
また、先生がいらっしゃる場合、その部分を指摘してくれることが、ほとんどです。
間違いやすいところや、上手く弾けないところは、誰でも同じようなところになるからです。
■ どのように練習するか
次に、どのように練習するかについて解説します。
まず、部分練習すべき場所に印などを付けておきます。
そして、その部分を上手にできるようになるまで、 何度何度も繰り返し練習 します。
両手が難しければ、片手ずつ練習しても構いません。
また、その小節の少し前のころから始めて、その小節を含むフレーズを何度も繰り返して弾きます。
そのフレーズを繰り返し練習することによって、流れも覚えることができ、流れにのって弾けるようになります。
その練習が済んだら、全体練習という形になります。
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