楽譜は、おおまかな記号から覚えていくと、簡単です。
まずは、基本中の基本から抑えていきましょう。
すこしずつ理解していくことで、簡単に読めるようになります。
■ 1.五線(ごせん)

「五線」とは、名前のとおり、五本の線です。この中に、いろんな記号が書かれていきます。
また、この五線のことを 「譜表(ふひょう)」 といいます。
そして、この五線のどこに音符があるのかということで、音の高さが決まります。
高い(上のほう)に音符が書かれていれば、高い音になります。
■ 2.「ト音記号」と「ヘ音記号」
次に、音の高さを決める記号を覚えましょう。
五線譜の一番左に、つけられる記号です。

これは、「ト音記号」といいます。これは、音の高さを指定する記号になります。
もうひとつだけ覚えましょう、「ヘ音記号」です。これも、音の高さを指定する記号です。

詳しくは、あとで解説しますので、このふたつだけ覚えておいてくださいね。
■ 3.大譜表(だいふひょう)

「ト音記号」と「ヘ音記号」の両方が書かれた「譜表」を、 「大譜表(だいふひょう)」 といいます。
ここまでで、いままでに解説してきたものの組み合わせになります。
一度、復習しておきましょう。
「五線」「譜表」「ト音記号」「ヘ音記号」「大譜表」 の5つです。
これで、おおまかですが楽譜の基本がご理解いただけたと思います。
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