まずは、ピアノで弾く曲の選び方から お伝えします。
初心者向けの曲や、中級者向けの曲などもお伝えするので、参考にしてくださいね。
好きなジャンルを見つけること
まず、自分がどんな音楽が好きかを考えましょう。
クラシック、ポップ、ジャズなど、色々な種類があります。
好きな音楽のジャンルを見つけることが、曲選びの第一歩です。
YouTubeや音楽アプリで色々な曲を聴いて、自分の好きなジャンルを探してみましょう。
初心者向けの曲を選ぶこと
ピアノを始めたばかりの方は、簡単な曲から始めるのがおすすめです。
有名なクラシック曲や、耳にしたことがあるメロディの曲は、練習しやすく、練習が楽しくなります。
■【例】初心者向けの曲
1. モーツァルトの「アレグロ」
明るく軽快なメロディで、基本的なピアノ技術を学ぶのに最適です。
2. ベートーヴェンの「エリーゼのために」
シンプルで覚えやすい旋律。基本的な手の動きをマスターするのに適しています。
3. バッハの「メヌエット」
バロック音楽の基本的な形式を学ぶのに良いです。リズムとメロディがはっきりしていて、指の独立性を鍛えるのに役立ちます。
4. ショパンの「前奏曲 Op.28, No.7」
ショパンの作品は難しいと思われがちですが、この前奏曲は短くて比較的簡単です。表現力豊かな演奏を学ぶのに適しています。
5. クレメンティの「ソナチネ Op.36」
クラシック音楽の基本を学ぶのに最適な曲です。手の動きやコントロールを練習するのに適しています。
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ピアノを少し弾ける子が選ぶ曲
ピアノを少し弾ける子は、中級者向けの曲を弾くのも良いと思います。
たとえば、下記のような曲です。
■ 【例】中級者向けの曲
1. ショパンの「ノクターン」
感情的で表現豊かな曲で、感情のコントロールを学ぶのに良いです。
2. ベートーヴェンの「月光ソナタ」
情感豊かで技術的にも挑戦的な曲。表現力と技術の両方を磨くことができます。
3. ドビュッシーの「月の光」
印象派音楽の代表的な作品で、色彩豊かな和音とリズムの変化を通して、表現力を深めることができます。
4. モーツァルトの「トルコ行進曲」
明るく軽快な曲で、速い指の動きやリズムの安定性を要求します。クラシカルなスタイルを楽しみながら技術を磨くことができます。
5. グリーグの「ペール・ギュント」から「朝」
映画やテレビでよく耳にするメロディです。豊かな表現力と情感を要求される曲で、感情のコントロールを学ぶのに適しています。
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さらに上達を目指す
もっとピアノが上手になりたい方は、少しずつ難易度の高い曲に挑戦してみましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、練習を重ねることで上達します。
一つの曲をマスターすると、自信がつき、ピアノの上達を実感できます。
■ 【例】上級者向けの曲
1. リストの「愛の夢」
技術的に難しく、感情の表現も求められる。高度な技術と表現力が必要です。
2. ラフマニノフの「前奏曲」
複雑な手の動きと感情の表現が求められる、技術的にも表現的にも高度な曲です。
3. ベートーヴェンの「熱情ソナタ」
ベートーヴェンのピアノソナタの中でも特に情熱的で技術的な要求が高い作品です。力強い演奏と情感豊かな表現が求められます。
4. プロコフィエフの「ピアノソナタ第7番」
迫力あるリズムと複雑な構造が特徴の曲で、高い技術力と音楽性が必要です。モダンなスタイルのピアノ演奏を極めたい方におすすめです。
5. ショパンの「バラード第1番」
テクニカルで情緒豊かな作品で、ショパンのピアノ音楽の中でも特に人気のある曲です。繊細な表現と技術的な熟練度が要求されます。
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曲の練習計画を立てる
曲を選んだら、どのように練習するか計画を立てましょう。
練習計画を立てることで、効率よく学ぶことができます。
毎日少しずつでも練習することが大切です。